仏教を学ぶ上で必須とされているのが梵語、俗にいうサンスクリットではないかと思います。
古代インドで使われていた「完成した、洗練された」という意味を持つ言語で、規制が多く論理的でやや難解な言語です。
インド・ヨーロッパ語族のインド・イラン語派に属し、ヨーロッパの言語に似通っています。
紀元前1500年前から使われています。
近年では、通常はデーヴァナーガリーという文字で書かれているのですが、様々な文字で書かれています。
その中のひとつの言葉に梵字があります。
日本で取り扱っているサンスクリットというのは、「悉曇学(しったん)」と呼ばれていて実際は、密教と密接関係していて独自発展していったため、実際に使われているデーヴァナーガリーとは全く異なり、この梵字という筆文字風の書体文字を主体としていて、非常に独特なのが特徴です。
通常の文法と語彙の知識だけでは、まったく整合性が取れなくなっているのも事実です。
そのために仏さまの象徴という意味合いが強く、梵字ひとつを仏様と表すこともできるようになっているのです。
仏教の原本は、サンスクリットを表記する文字のひとつが梵字なのですが、単純に表音文字であるだけで、それ自体が仏様を表しているなどとは、まったく関係のない部分も多くあるので、純粋にそれとこれとは別物として、切り離して考えると混乱は少ないと思います。
宗教的な意味合いで学ぶ場合と純粋に言語として学ぶ、そのように分けて考えると理解が深まると思います。







