3月11日に起きた東日本大震災では、岩手、宮城、福島を中心に広い範囲に大きな被害をもたらしました。
津波の被害が想像を絶するもので、さらに福島第一原発の事故が追い打ちをかけるという悲惨な状況です。
東日本大震災による全国の死者、行方不明者は8月2日の時点で2万522人となっており、このうち行方不明者は4,866人となっています。
こうした行方不明者の家族の人たちには、もしかしたらどこかで生きているかもしれないと考え、あきらめきれない人も多いようです。
しかし、お盆前には供養してあげたいと考え、行方不明のまま死亡届を提出して葬儀を行うケースが増えていると各マスコミ報じられています。
中には、死亡届を出さず、葬儀だけあげた人もいるそうです。
死者のうち92.5%が水死となっています。
今回の津波では、遺体どころか遺品すら跡形もなく消えてなくなったという場合もあり、津波の恐ろしさを改めて突きつけられた格好となりました。
お盆前に葬儀をあげることで、区切りがついて前に進もうとする気持ちになったという遺族がいる一方で、そうしたいが、いまだに気持ちの整理がつかず、踏ん切りがつかない人もいるようで、遺体がない中での葬儀というものが、いかに苦しい決断だったかということが想像されるでしょう。
死者のうち、身元不明のままとなっている遺体が1,000例を超えているようで、できるだけ早く遺族の元へ返したいと考えている警察では、行方不明者の家族のDNA情報をデータベース化し、照合する作業を始めたようです。







