子どものころ、霊柩車を見たら親指を隠さなければならない、と信じて親指を隠した記憶のある人も多いのではないでしょうか。
親の死に目に会えないからと言われることが多いようです。
もちろんこれは迷信です。
これまでは霊柩車といえば、御輿のような棺室を黒い車に乗せたものが多かったと思います。
これは宮型霊柩車と呼ばれています。
金額にすると二千万円程度です。
この宮型霊柩車が最近めっきり減ってきております。
目立ちすぎるというような理由もあるでしょうか。
最近では、洋型あるいはリムジン型と呼ばれるタイプが主流になってきています。
他にバス型といってバスを改造したタイプなどもあります。
ただ、霊柩車も地方によって様相が異なりますので、一概には言えませんが。
その昔は人が運んでいたわけで、そのうち時代劇で見るように棺桶や大八車で運ぶようになり、自動車が出てきてトラックなどで運ぶようになってから、霊柩車というものができたようですので、歴史としてはそれほど古くはありません。
今の形の霊柩車は大阪の葬儀屋が発祥だといわれているようです。
明治天皇が崩御された際には、鉄道霊柩車で東京から京都にある御陵の近くまで運ばれました。
一般では、大正時代に名古屋で電車の霊柩車があったそうです。
その当時、東京や大阪でも計画があったそうですが、実現はしなかったといいます。
また、ネットで「霊柩車」を検索すると、霊柩車を製造・販売している会社のホームページがいくつか見つかります。
「霊柩車」そのもののリースもあるようです。
先日、そのように検索していたら「バイク型霊柩車」というのを見つけました。
どうやら外国でバイク愛好家のために編み出されたもののようですが、世界にはまだ我々の知らない、多種多様な霊柩車があると思われます。







