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葬儀の費用

 

昨今の葬儀会社の多くは、一般消費者に対して葬儀料金の提示を行う際に、「基本セット」や「パック料金」という形式で、判り易く料金表示を行っている場合がほとんどです。

例えば、

「祭壇と遺体搬送費などはセット料金に含まれます」

ということでしたら、

仮に「セット料金50,000円」とあれば、50,000円の料金の中に祭壇と遺体搬送費も入っている、

ということです。

 

葬儀の際、正規料金として支払うもの以外に、必要になるお金があります。

それが「心付け(こころづけ)」と呼ばれるものです。

え~、まだお金がかかるの

と思われるもしれませんが、「心づけ」というものは、いわば「チップ」のようなものです。


どれくらいの金額が必要になるのかは、お世話になった度合いや関係などによって違ってきます。

最近では、トラブルの元になることもあってか、心づけなどは一切渡さない、という地域が増えてきているのも事実です。

ただし、まだまだ心づけの慣習は残っている場合のほうが多いので、どの程度の金額を用意しておいたほうが良いのか、ということは念頭にいれておいたほうが良いかもしれません。


寺院に支払う費用

 

葬儀の際、寺院に「読経」や「戒名づけ」を依頼した場合、「お布施」を渡さなければいけません。

この「お布施」、日ごろからなじみがある言葉ではないため、消費者にとっては非常にわかりにくく、なおかつ最も苦情の多い項目、となります。

我々消費者の一般的な認識としては、いわば「読経」や「戒名づけ」等、一見するとサービス対価としての「料金」であると認識されがちですが、実は違います。

「お布施」とは、通夜と葬儀の「読経」と「戒名づけ」に対して僧侶に支払う謝礼金のことを言い、現行の税法上では「寄付」や「寄進」となります。

そもそも、お布施の金額は宗教者と遺族の「気持ち」で決められるので、正式な金額が決まっていません。

お棺と骨壷の費用

 

葬儀には、実にいろいろな費用がかかります

その中でも、「祭壇」、「お棺」、「骨壷」が「火葬料金」や「接待飲食代金」を除く、葬儀費用のうちの中で7割ほどを占めているのをご存知でしたか?

「お棺」は、ご遺体を眠らせておくいわば「入れ物」です。

最後は、火葬を行い燃やしてしまうのですが、やはり天国に旅たつための最後の寝棺(ベッドや布団)として上等なものを選びたい、という方もいらっしゃいます。

故人やご遺族の考え方や方針にもよりますので、ご遺族同士がきちんと話合って「お棺」や「骨壷」を選んでいただきたいものです。

霊柩車の費用

 

霊柩車にもランクがあります。

街中で霊柩車を見かけたことがあるかと思いますが、実にさまざまな種類があるのをご存知ですか?

霊柩車には「宮型」と「洋型」があります。

また、車種や内装の仕様によっても、それぞれ異なりますので、それによって「ランク」付けがされることになるのです。

また、意外に知られていないのが「走行距離によって料金が変わってくる」ということ。



 

葬儀を葬儀社に依頼する場合、事前に2~3の業者に費用見積りを依頼したり、わからない点を問い合わせて「確認」することが大切です。

各業者が出している広告内容をきちんと見ずに依頼する人が少なくありませんが、事前に確認をしておかないと、後になって「この金額は一体何の料金?」ということになってしまいます。

昨今、葬儀社の多くは「安さ」を売り物にしているところが多いですが、費用に含まれる項目が極端に少なく、実際にそれだけで確実に葬儀を行うことが出来るのか、の確認が必要です。

見積書の内容確認がとても大切になってきますが、葬儀後に「これもかかりました」と言われてしまい、払わざる得ない状況になることもあります。

そうなってしまっては、何のための見積書なのかわかりません。

 

こんなに掛かるとは・・・・

葬儀費用の当初予算が大きく狂ってしまう一番の理由はいったい何なのでしょう?

それは、通常「仏様のご供養」と呼ばれる「通夜からの接待飲食費」です。

会葬者の人数を事前に計らなかったか、もしくは想定していた会葬者数よりも相当数上回ってしまったからです。

経験上から記しますと、葬儀の知らせ(訃報)と言うのは、遺族が直接知らせなくても意外と回っていきます。

「○○さんところの、○○さんが亡くなったから、○日に葬儀を行うらしいよ」

・・・という感じに人から人へ伝播していきます。

 

実際、葬儀にはいくらかかるものなのでしょうか?

葬儀にかかった費用の全国的な平均金額を、以下にご紹介いたします。

少し古いですが、平成19年に行われた「第8回 葬儀についてのアンケート調査」(調査:日本消費者協会)によれば、葬儀費用の全国平均は231.0万円というリポートが発表されています。


1.葬儀社への支払い金額 ・・・ 約1,420,000

2.通夜から告別式後の飲食接待費
 ・・・ 約400,000

3.寺院にかかった費用 ・・・ 約550,000

4.葬儀全体の費用(1+2+3 合計) ・・・ 約2,310,000

上記の結果となりましたが、これはあくまでも「平均」です。


葬儀の費用項目

 

葬儀にはどんな費用が含まれるのか、わからないという人も多いことでしょう。

だいたい、そんなにしょっちゅう葬儀を行うわけではありませんし、そんなことは本来あってはほしくないことです。

知人の葬儀に参列する・・・という経験は、数年に1度あるかないかですが、自分自身が「喪主」ましてや「遺族」となって葬儀を行うという経験は数十年に1度あるかないかです。

そのため、葬儀に必要となる費用が何にどれくらいかかるのかなんて、分からないのも当然です。



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